猫ちゃんの恐ろしい感染症

2015/09/20

こんにちはみなさんお元気ですか??

だんだん涼しくなってきていますが、ノミ・ダニ、フィラリアへの注意は

まだまだ必要ですのでお忘れなく

今回は猫ちゃんのこわい感染症について書きたいと思います。

 

≪猫白血病ウイルス感染症(FeLV)≫

FeLVは一般に若い猫に発症することが多く、猫の主な死亡原因の1つである

恐ろしい伝染病です。ただし感染した猫が全て発症するわけではありません。

★感染経路

FeLVは血液、唾液、涙、糞尿などに含まれ感染経路が多く、うつりやすい伝染病です。

猫同士が同じ食器を使って食事をしたり、お互いを舐め合うグルーミングや

じゃれ合いなどFeLV陽性猫との長時間に及ぶ密接な接触によってうつります。

感染の危険度は、猫の年齢や生活様式によって異なりますが、感染猫との同居あるいは

外でのケンカで感染します。FeLVはヒトにはうつりません。

★症状

はじめは一見健康そうに見えますが、次第に元気がなくなっていきます。

免疫力が低下するのであらゆる感染症に抵抗できない状態になり口内炎、胃腸炎、

鼻炎などがなかなか治らずまたリンパ腫や白血病など致命的な病気を伴い

最後は死亡してしまいます。

★治療法

現時点ではFeLV感染症の特別な治療法はなく、

これらに感染したことがわかった場合には、発症を遅らせるための管理や

症状に応じた治療をしていくことになります。

★予防法

FeLVを予防するためのワクチンがあります。

 

≪猫免疫不全ウイルス感染症(FlV)≫

FlVは感染末期にはエイズ症状となるため猫エイズとも呼ばれます。

一般的に年齢とともに増加し、3歳以上で、外出可能な雄猫に

特に多くみられる恐ろしい伝染病です。

★感染経路

FlV陽性猫とのケンカで咬まれたりするとうつります。ヒトにはうつりません。

★症状

はじめは一見健康そうに見えますが、次第に元気がなくなっていきます。

免疫力が低下するのであらゆる感染症に抵抗できない状態になり口内炎、胃腸炎、

鼻炎などがなかなか治らず、感染末期には人間のエイズのような症状が現れ、

最後は死亡してしまいます。

★治療法

現時点ではFlV感染症の特別な治療法はなく、

これらに感染したことが分かった場合には、発症を遅らせるための管理や

症状に応じた治療をしていくことになります。

★予防法

FlVを予防するためのワクチンが日本では承認されています。

陽性猫とのケンカで咬傷を受けるのを防ぐためにも避妊や去勢をし、

屋内での飼育をお勧めします。

 

この2つは検査によって感染があるかないか分かりますので

*ワクチンを接種する

*猫を飼い始める

*口内炎などの病気がなかなか治らない

*外出する猫と接触をしたりケンカした

などの時には検査をしてみてはいかがでしょうか。