岐阜動物クリニックは岐阜県岐阜市と各務原市にまたがる地域にある犬・猫・ウサギ・フェレット・ハムスターなどを診療する動物病院です。
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皮膚炎について

2015/01/31

こんにちは!!今インフルエンザがすっごく流行ってますね
予防接種をしてもかかる人もいるみたいなので
十分注意してくださいね

今回は皮膚の事について書きたいと思います。

≪皮膚の働き≫
体の表面を覆っている皮膚ですが、外界からの
刺激を感じたり、外敵から体を保護したり、
体温調節をするという役割があります。

≪皮膚の構造≫
皮膚は『表皮・真皮・皮下組織』の3層で成り立っています。
その構造は基本的にヒトと変わりません。ただし
汗腺という汗を分泌させる器官は、人間には体中にありますが
イヌは肢の裏に集中しています。

≪皮膚疾患の分類≫
感染症・アレルギー・先天性・内分泌性・
腫瘍・免疫性・精神性 など。その中でも
感染症とアレルギーによる皮膚炎が多いです。

★感染症による皮膚炎
感染症皮膚炎の原因となるものは
皮膚での細菌繁殖や寄生虫の寄生によるものです。

膿皮症・・・細菌が皮膚で増えることが原因、激しい痒み。
皮膚糸状菌症(真菌症、白癬)・・・カビの一種の細菌が原因
円形脱毛が起こり、ヒトにも感染する。
マラセチア皮膚炎・・・激しい痒みを起こし、
皮脂が多く皮膚が脂っぽく、べたつく。
ニキビダニ(アカラス)・・・真皮層に常在しているダニの
異常繁殖が原因、激しい痒み。

★アレルギーによる皮膚炎
アレルギー性皮膚炎は食べ物が原因だったり
ほこりが原因だったりします。

食事性アレルギー・・・食事中のアレルゲンが原因
痒み・皮膚の炎症・フケ・下痢。
接触性アレルギー・・・アレルゲンとの接触が原因
接触部位の炎症・痒み・湿疹。
吸引性アレルギー・・・アレルゲンを吸いこむことが原因
主に顔面・四肢・腹部に炎症。
ノミアレルギー・・・ノミの唾液中に含まれるヒスタミンに反応
刺された部位に痒み。

≪皮膚炎が起こりやすい場所≫
口周り、目の周り、脇、内ももの付け根、指の間
皮膚炎は蒸れやすいところ、また
擦れやすいところに起きやすいです。

最近よく痒がる、フケっぽい、赤くなっているなど
気になる症状があれば気軽に病院へいらっしゃってください

謹賀新年

2015/01/07

明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願い致します(。・ω・)ノ゙
2015年始まってもう1週間が経ちましたね!
みなさんはどんな1年にしていきますか?
わたしは健康で笑顔で
いろんな面で充実した1年にしていきたいです♪

今回は、「未年」ということで
ひつじについてちょっと書こうかなと思います

≪羊について≫
羊は草食動物で胃袋が4つあり、
食べた物を吐き出しては何度も何度も噛み直します。
群れる性質を持ち、群れから引き離されると
強いストレスを感じます。
先導するものに従う傾向が強いため、
家畜化に向いていたそうです。

≪未について≫
羊は群れをなして行動する為、
家族の安泰や平和をもたらす縁起物とされており、
いつまでもなかよく平和に暮らすことを意味しているそうです。

日本の昔からある言葉や風習には
いろんな説や解釈があるので、
何が正しいのかよくわかりませんがそれもまた面白いですね

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 みなさんにとって今年も素敵な1年となりますように 
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