フードについて
2015/03/17
こんにちは!今日はぽかぽかであたたかい天気になりましたね
桜が咲くのが楽しみです
今回はフードについて書きたいと思います。
販売されている商品が主食なのかおやつなのか、もしくはそれらに該当しないものなのか
フードのラベル表示から判断することができます。
ペットフードは次の3つの目的別に販売されています。
≪分類≫
*総合栄養食・・・水とそのペットフードだけで、イヌやネコの健康が維持できるもの。
必要な栄養素が満たされている。
*おやつ・・・間食を目的に作られているため、嗜好性を重視している。
栄養素の含有量に規定はない。
*その他の目的食・・・食事の嗜好性を満たすためのトッピングなどに使用。
(特別療法食・・・疾患に合わせた栄養基準に沿って、製造されている食事。
一般に販売されることはなく、取り扱いは動物病院に限られる。)
≪フードの形態≫
製造方法や使用されている材料で形や硬さが違ってきます。
自発的な飲水をはかるにはドライフードを選択することが好ましいのですが、
歯や消化管の調子が悪い子にはウェットタイプを選ぶ必要もあります。
生活習慣などを考慮して、一番良いと思われる形態のペットフードを選択してください。
*ドライフード・・・水分含有量10%で発泡状のフード。
水分含有量が少ないため長期保存が可能だが嗜好性はあまりよくない。
*セミモイストフード・・・水分含有量25~30%。
品質を守るため添加物を使用していることが多い。嗜好性は良い。
*ソフトドライフード・・・水分含有量25~35%。
セミモイストと同様に品質を守るため添加物を使用している。
嗜好性は良い。
*ウェットフード・・・水分含有量75~80%。
動物の体内水分含有量とほぼ同じ。品質を守るため殺菌をしてから缶詰
レトルトパウチなどの密封容器に入れる。嗜好性は良い。
柔らかいフードほど嗜好性は良いが歯石がつきやすいなど
メリットとデメリットを知った上で対策を考えることも大切です
たくさんあるペットフードの中からどのフードがいいのか
色々試しているうちに偏食になってしまったり
特に猫ちゃんは好き嫌いが変わりやすいので、
フードを選ぶのは大変だと思います(*・ω・)ノ
お困りの方は気軽にお声かけくださいね
ペットの肥満にご注意ください!
2015/03/04
こんにちは
昨日この辺りではめずらしく少し大きめな地震がありましたね
大きな地震が東海地方に来ると結構前から言われているだけあってこわいですが
みなさんも気を付けてくださいね
今回は太りすぎの危険について書きたいと思います。
ふっくらまんまるの動物はなんともいえないかわいらしさがあって
なんだか憎めない雰囲気がありますよね(*´ェ`*)
でも肥満がもたらす問題は多くあるのです!!
*急性膵炎を引き起こす
*糖尿病を引き起こす
*心臓や肺に負担がかかる
*運動能力が低下する
*関節に負担がかかる
*体温調節の邪魔をする
*麻酔が効きにくい
*手術で縫った傷口を治りにくくする
一言に肥満と言っても毎日一緒にいる飼い主さんは
体型の変化に気付きにくい部分があると思います。
病院で体重を測ってびっくり!や、逆に
モコモコの毛に覆われていて、痩せているよと言われてびっくり!
なんてこともよくあります。
★見るポイント・・・『肋骨が軽く触れるくらい』
上から見た時『腰が少しくびれている』のが適正です。
肥満になってくるとこれが無くなってきます。
ただし、犬・猫種によっては、もともと特殊な体格をしているものもありますので、
その犬・猫種での正常状態を知っておくことが大切です。
★ダイエットには・・・
食事量を減らす必要があります。
何かにつけておやつを与える習慣を正したり、
同じ量でもカロリーの少ない療法食に切り替えたりします。
また、早食いの癖がある場合は、一回の食事量を減らして回数を増やしたり、
早食いができないような特殊な食器に変えたりするのも効果的です。
フードのパッケージに表示してある給餌方法は一般論で
全てのわんちゃん、猫ちゃんに当てはまるわけではありません。
あくまでも自分が飼っているわんちゃん、猫ちゃんの体型を
日々観察、測りながら食事量を微調整することが重要です。
最近は栄養不足の子は減ってきましたが、
逆に肥満気味の子が増えてきています(゚ロ゚;)エェッ!?
きちんとコントロールしてあげてくださいね
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