熱中症にご注意を!

2015/08/11

みなさんこんにちは
外にいるだけで汗が流れる程暑い日が続いていますが体調はいかがでしょうか?
今回は熱中症について書きたいと思います。

熱中症予防は4月~10月頃まで
  熱中症の原因は「暑さ」と「湿気」です。気温の安定しない4月~6月は
前日より急に気温・湿度が上がることもあり、熱を発散しにくい日が多くなります。
7月、8月は気温が高い日が続きますし、9月や10月になっても安心はできません。
気温が高い日には注意が必要です。

熱中症
「高温」「多湿」が原因で体温調節ができなくなる症状です。
ヒトのように汗をかいて体温調節できない犬や猫にとって熱中症は大変つらいものです。
犬は舌を出し、息を吐いて体温を下げますが、気温や湿度が高いと熱を発散しにくく、
体温が急激に上がり体が機能不全を起こしてしまいます。
症状が進めば命の危険もあります。
猫は暑さに強いと思われていますが、夏の蒸し暑い部屋などでは、
熱中症の危険があります。お留守番時には、エアコンで暑さ対策を。また、
新鮮な水を何箇所かに置いていつも飲めるようにしておきましょう。

症状
*舌を出して苦しそうに息をする
*大量のよだれがでる
*目や口の中の粘膜が充血する
*ぐったりして動かない        など

特に注意したい犬種
*短頭種
*足の短い犬種
*北方原産の暑さに弱い犬種
*子犬や高齢犬
*肥満の子
*心臓や呼吸器系の病気を持つ子  など

対処方法
すぐに涼しい場所で、体温を下げるため濡らしたタオルで脇、内股、首など、
太い血管が通っているところを冷やします。ただし、急激に冷やすと心臓に
負担がかかったり体温を下げすぎて危険な場合もあります。まずは病院へ連絡しましょう。

熱中症にさせないために
 ≪室内≫
*犬が快適な温度は26~27度前後
*締め切った部屋は要注意
*動物たちだけのお留守番では必ずエアコンをつけておきましょう。

≪お散歩≫
アスファルトの温度に注意。地面の熱で肉球を火傷したり、
夜でも温度が下がっていない事があります。地面を手で触って確認してみましょう。

ヒトだけでなく、動物たちにとっても暑さはつらいものです
天気予報やニュース等では熱中症に注意して下さいという言葉がよく使われていますし、
できるだけ快適に、できれば楽しく夏を乗り切っていきたいですね