岐阜動物クリニックは岐阜県岐阜市と各務原市にまたがる地域にある犬・猫・ウサギ・フェレット・ハムスターなどを診療する動物病院です。
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人気犬種2015年

2015/06/09

みなさん、こんにちは
熱中症には人間も動物も気をつけて下さいね

今回は人気犬種2015年度版を10位まで紹介したいと思います

1位  トイ・プードル
2位  チワワ
3位  MIX
4位  ミニチュア・ダックスフンド
5位  柴犬
6位  ポメラニアン
7位  ヨークシャーテリア
8位  ミニチュア・シュナウザー
9位  シー・ズー
10位 マルチーズ
(アニコム損保さんより引用)

小型犬が上位を占めていて、ここ数年は大きな順位の変化は見られませんね(・∀・)
MIX犬が初の3位に入ってきて、
さまざまなかけ合わせのMIX犬がよく見られるようになりました!!
お散歩中のわんちゃんも小さい子が多く、なかなか大きいわんちゃんを
見かけることが減ってきて少しさみしいなと感じる今日この頃。
ランキングにも表れています

ペットショップへ行くと人気の犬種が必ずいて
ほとんどの方はその中のご縁でご家族が決まっていきます。
しかしちょっと視野を広げれば里親を探しているわんちゃんがたくさんいますし、
信頼できるブリーダーさんからわんちゃんを迎え入れるという手段もあります。
わんちゃんを迎え入れたいとお考えの方は、
その方法はペットショップだけではない事を知っていただきたいです

ランキングから話がずれてしまいましたが、とにかく体の大きい小さいに関係なく
その子が幸せに暮らしていけることが一番なので
そのお手伝いができるよう努めていきたいと思います

気になることや、いつもと違うことがあれば
お気軽に電話や病院へいらっしゃってくださいね

爪切りの大切さについて

2015/05/19

みなさんこんにちは
熱中症注意というニュースをちらほら聞くようになってきました
人も動物も暑さ対策は万全にしておきたいですね

今回は爪切りについて書きたいと思います!

≪ワンちゃん・ネコちゃんの爪≫
まず、ワンちゃん・ネコちゃんの爪は何本ずつあるかご存知ですか?
前足に5本ずつ、後ろ足に4本ずつあります。たまに後ろ足に5本ある子もいますが、
基本はこの本数です。前足は5本もないよ?と思われますが、内側の少し離れた
(人間でいう親指にあたる)所に5本目があります。
これは、狼爪といって狼時代に岩がけをのぼったり獲物を捕まえる時に
物をつかんだりする役割をしていたといわれていますが、今はまず使うことがなく
地面に接していないので他の爪より伸びやすいのです。

≪爪が長い危険性≫
爪を短く切っておくことは、飼い主さんにとっても、ワンちゃん・ネコちゃんにとっても
大切なことなんです。
ネコちゃんの爪は先が鋭く尖っているため、ひっかかれれば傷だらけになりますし、
ワンちゃんはネコちゃん程の、鋭さはないものの、抱っこした時飛びついてきたとき
痛いな~と感じることもあると思います。また、ワンちゃん・ネコちゃん目線になってみても
長い爪は、どこかにひっかけて折れて出血する危険性もありますし、
伸びすぎて巻いた爪が肉球に刺さってしまうこともあります。
お互いそんな痛い思いをしたくないし、させたくないですよね!

爪切りの大切さがわかっていても、どこまで切っていいのか分からない。
切らせてくれない。という方も多いと思います。
「どこまで」というのは、言葉での説明は難しいのですが
白い爪の子・・・透けて見える血管の手前まで。
黒い爪の子・・・慣れるまでは少しずつ切っていって断面がしっとり柔らかい感じのところまで。
爪が長くてたくさん切れそうでも、血管や神経も一緒に伸びてきてしまっている子もいるので、
案外切れる部分が少なかったりしますが、無理に切ると出血するので注意してください。
「切らせてくれない」子は、そこですぐあきらめず毎日一本ずつでもいいので
挑戦してみてください。一人でできなければ二人で。できたら心の底から褒めてあげて下さい。
そんな少しずつの積み重ねが実はすごく大切なことだったりします。
爪切り一つ、ブラッシングの数十分がコミュニケーションタイムになりますし、
そのうちおとなしくしてないといけない事も分かってくれると思います。

もし、ご自宅では難しければ病院でも爪切りを行っていますので声をかけて下さいね

ズーノーシス2

2015/04/22

こんにちは!みなさんお元気でしょうか?
予防シーズンはまだまだこれから!ということで
前回は犬が関わるズーノーシスについて書きましたが
今回は猫が関わるズーノーシスについて書きたいと思います

☆猫ひっかき病☆
猫にひっかかれたり咬まれたりすることで猫から人へと感染するズーノーシス。
バルトネラ菌という細菌が傷口から人の体にはいることで感染。
≪症状≫
この菌はノミによって運ばれるので、この菌に感染したノミに刺されて感染することもある。
猫がこの菌を持っていても無症状だが、人では傷口がズキズキと痛み
傷口に近いリンパ節が3日~1週間くらい経ってから大きく腫れるのが特徴で
発熱を伴うこともある。バルトネラ菌の特効薬を投与すれば症状は治まる。
≪対策・対応≫
・猫と遊ぶ時はひっかかれないように爪を切っておく。
・菌の運び屋となるノミを退治する。
・ひっかかれたり咬まれたりした場合は、水でよく洗い消毒する。
・痛みが激しかったりリンパ節が腫れたりしたら早めに病院へ行く。

☆トキソプラズマ感染症☆
さまざまな動物に感染するが、猫だけが感染源となる虫卵を糞便中に排出する。
人へは、猫の糞便や豚や鶏などの生肉の中に含まれるトキソプラズマの虫卵が
口から体内に入ることで感染。
≪症状≫
猫が感染してもほとんど無症状で、人でも健康なら無症状かリンパ節が腫れる程度。
気づかぬうちに感染していることが多く、成人の約30%は感染歴があり
すでに抗体を持っているとされている。
≪対策・対応≫
猫がトキソプラズマの虫卵を糞便中に出すのは感染後の1~3週間なので
その期間を過ぎれば猫からうつる心配はほとんどない。
猫が感染していたとしても、駆虫薬を飲ませれば治療できる。
・猫のトイレの処理に気をつける。
・生肉を食べない。
・生肉を扱った包丁やまな板はしっかりと洗う。

☆パスツレラ症☆
健康な猫や犬の口の中に正常に存在するパスツレラ菌によって感染するズーノーシス。
咬まれたりひっかかれたりして人の体の中に菌が入ると
痛み、腫れ、化膿などの症状が出る。
≪症状≫
この病気の特徴は、咬まれた後、早いものでは15分くらいで傷口が大きく腫れることと
特徴的なにおいのする膿がでること。
空気中の菌を吸い込んで呼吸器感染症になることもある。
パスツレラ菌には特効薬があるので、それを投与することで症状は治まり回復する。
≪対策・対応≫
パスツレラ菌は猫の口の中に100%存在するといわれている菌だが猫には全く無害。
予防の為には、咬まれたりひっかかれたりしないように注意し
ペットとのキスや口移しで食べ物を与えないようにする。
また、咬まれたりひっかかれたりした場合は傷口を水で洗った後消毒し
腫れがひどい場合は早めに病院へ行く。

☆腸内寄生虫☆
猫の体の中にすみつく内部寄生虫のうち、小腸や大腸など消化管の中に寄生するもの。
回虫・鉤虫・瓜実条虫が代表的。便と一緒に虫体が出て発見されることが多い。
猫の腸内寄生虫の中には、人に感染するものもあり
幼児や抵抗力の弱い人が感染すると、まれに重い症状が出ることがある。
≪対策・対応≫
ノミが運び屋となる条虫では、条虫の駆虫だけでなく
ノミの退治も合わせて行わなければ完全には予防できない。
そして、多頭飼育の場合は、全員が検査を受けて、一気に全員の駆虫を行わないと
解決にならず、うつったりうつされたりを繰り返してしまう。
人への感染を断ち切るためにも、定期的な駆虫でペットの感染を予防することは効果的。
手洗いは基本(爪の間までしっかり)。しぶとい虫卵も、石鹸で洗い流せば取り除ける。

動物たちと一緒に暮らすということは、メリットもデメリットもあります
デメリットともしっかり向き合ってうまく付き合っていけるといいですね
そして、動物たちと幸せな生活を送れるよう頑張りましょう

ズーノーシスについて

2015/04/04

みなさんこんにちは!そろそろ狂犬病の予防接種やフィラリアの予防の季節ですね
しっかりと予防して病気に負けない体作りをしていきましょう

今回は予防シーズンということで、人獣共通感染症について書きたいと思います。
人獣共通感染症は世界保健機構によると
「脊椎動物と人の間で自然に行き来することができる病気または感染」と定義しています。
つまり人と動物に共通する病気のことです。
別名、人畜共通感染症、動物由来感染症、ズーノーシスとも言われています。

《主な感染経路》
*経口感染(飲食等による)
*経皮感染(皮膚から感染)
*飛まつ感染(ほこりなどに混ざって吸い込む)
*創傷感染(傷口から)

《犬が関係するズーノーシス》
☆狂犬病
人への感染経路・・・狂犬病ウイルスを保有する動物に噛まれることによって感染。
ズーノーシスの中で最も有名で最も危険なものの一つです。
その名前から誤解されていることが多いのですが、狂犬病は犬だけではなく、
すべての哺乳類が感染し、保菌者となって感染を広げる危険があります。
日本は今、狂犬病の発生はありませんが、海外では
ウイルスを保有する野生のコウモリやアライグマに噛まれることによって、
人が狂犬病に感染するケースが報告されています。

☆レプトスピラ症
人への感染経路・・・主に経口感染で菌を保有している犬の尿に
触れることによって体に付着した菌が体に入るなど。
人間の場合、「ワイル病」と呼ばれていて、レプトスピラという細菌によって発症し、
突然の高熱や、頭痛、血尿を引き起こしたり、時には黄疸を併発して
死に至ることもあります。レプトスピラ菌は、高い確率でげっ歯類が保菌していますが、
げっ歯類には特に異常をもたらさず、その尿によって他の動物へと感染していきます。
げっ歯類から犬への感染は、犬の住居内にねずみが侵入することによって
住居内が汚染されて感染するケースや犬を野山に連れて行って
汚染された土壌に触れたり沼や水田の水などを飲むことによっても感染します。
そして、犬から人への感染は、犬の尿に触れたことによる感染や、
犬に口移しで食べ物を与えるなどの濃厚な接触によって感染します。
犬の場合、任意のワクチン接種で予防が可能です。

次回も感染症の代表的なものの紹介と、
飼い主さんが気をつけなければいけないことを書いていく予定です。
病気はかかってから治すのではなく、かからないよう予防することがまず第一です。
動物たちのため、自分のためにも最低限の知識は必要ですね

フードについて

2015/03/17

こんにちは!今日はぽかぽかであたたかい天気になりましたね
桜が咲くのが楽しみです

今回はフードについて書きたいと思います。
販売されている商品が主食なのかおやつなのか、もしくはそれらに該当しないものなのか
フードのラベル表示から判断することができます。
ペットフードは次の3つの目的別に販売されています。

≪分類≫
*総合栄養食・・・水とそのペットフードだけで、イヌやネコの健康が維持できるもの。
必要な栄養素が満たされている。
*おやつ・・・間食を目的に作られているため、嗜好性を重視している。
栄養素の含有量に規定はない。
*その他の目的食・・・食事の嗜好性を満たすためのトッピングなどに使用。
(特別療法食・・・疾患に合わせた栄養基準に沿って、製造されている食事。
一般に販売されることはなく、取り扱いは動物病院に限られる。)

≪フードの形態≫
製造方法や使用されている材料で形や硬さが違ってきます。
自発的な飲水をはかるにはドライフードを選択することが好ましいのですが、
歯や消化管の調子が悪い子にはウェットタイプを選ぶ必要もあります。
生活習慣などを考慮して、一番良いと思われる形態のペットフードを選択してください。

*ドライフード・・・水分含有量10%で発泡状のフード。
水分含有量が少ないため長期保存が可能だが嗜好性はあまりよくない。
*セミモイストフード・・・水分含有量25~30%。
品質を守るため添加物を使用していることが多い。嗜好性は良い。
*ソフトドライフード・・・水分含有量25~35%。
セミモイストと同様に品質を守るため添加物を使用している。
嗜好性は良い。
*ウェットフード・・・水分含有量75~80%。
動物の体内水分含有量とほぼ同じ。品質を守るため殺菌をしてから缶詰
レトルトパウチなどの密封容器に入れる。嗜好性は良い。

柔らかいフードほど嗜好性は良いが歯石がつきやすいなど
メリットとデメリットを知った上で対策を考えることも大切です
たくさんあるペットフードの中からどのフードがいいのか
色々試しているうちに偏食になってしまったり
特に猫ちゃんは好き嫌いが変わりやすいので、
フードを選ぶのは大変だと思います(*・ω・)ノ
お困りの方は気軽にお声かけくださいね

ペットの肥満にご注意ください!

2015/03/04

こんにちは
昨日この辺りではめずらしく少し大きめな地震がありましたね
大きな地震が東海地方に来ると結構前から言われているだけあってこわいですが
みなさんも気を付けてくださいね

今回は太りすぎの危険について書きたいと思います。
ふっくらまんまるの動物はなんともいえないかわいらしさがあって
なんだか憎めない雰囲気がありますよね(*´ェ`*)
でも肥満がもたらす問題は多くあるのです!!

*急性膵炎を引き起こす
*糖尿病を引き起こす
*心臓や肺に負担がかかる
*運動能力が低下する
*関節に負担がかかる
*体温調節の邪魔をする
*麻酔が効きにくい
*手術で縫った傷口を治りにくくする

一言に肥満と言っても毎日一緒にいる飼い主さんは
体型の変化に気付きにくい部分があると思います。
病院で体重を測ってびっくり!や、逆に
モコモコの毛に覆われていて、痩せているよと言われてびっくり!
なんてこともよくあります。
★見るポイント・・・『肋骨が軽く触れるくらい』
上から見た時『腰が少しくびれている』のが適正です。
肥満になってくるとこれが無くなってきます。
ただし、犬・猫種によっては、もともと特殊な体格をしているものもありますので、
その犬・猫種での正常状態を知っておくことが大切です。

★ダイエットには・・・
食事量を減らす必要があります。
何かにつけておやつを与える習慣を正したり、
同じ量でもカロリーの少ない療法食に切り替えたりします。
また、早食いの癖がある場合は、一回の食事量を減らして回数を増やしたり、
早食いができないような特殊な食器に変えたりするのも効果的です。
フードのパッケージに表示してある給餌方法は一般論で
全てのわんちゃん、猫ちゃんに当てはまるわけではありません。
あくまでも自分が飼っているわんちゃん、猫ちゃんの体型を
日々観察、測りながら食事量を微調整することが重要です。

最近は栄養不足の子は減ってきましたが、
逆に肥満気味の子が増えてきています(゚ロ゚;)エェッ!?
きちんとコントロールしてあげてくださいね
ご相談や療法食をご希望の方はお気軽にお尋ねください

わんちゃんに多い眼科疾患

2015/02/19

こんにちは!
皆さんお元気でしょうか?まだまだ寒いですね
火や、暖房器具の扱いには注意しましょうね

今回は感覚器の中で、「目」についてお話したいと思います。
生き物には五感といわれるものがあり、その5つの感覚で、
さまざまな情報を外部から受け取り、神経と連絡しています。
「目、耳、鼻、口、皮膚」の5つが感覚器です。

≪目の働き≫
目は光を感じたり、物の形を認識したりする器官です。
眼球とそれを保護する器官から成り立っています。
構造はカメラによく似ていて、レンズに相当するのは
水晶体といわれるところです。水晶体をおおう虹彩というものが
明るいところでは瞳孔を小さくし、暗いところでは瞳孔を大きくし
目に入る光の量を調節します。

≪眼科疾患≫
★角膜炎
外界と接する眼球のもっとも表層の部分を角膜といい
この角膜がさまざまな原因で炎症を起こした状態を角膜炎という。
*原因・・・細菌やウイルスの感染、物理的外傷、その他代謝障害など
*症状・・・角膜にただれがおき、痛みやかゆみが起きる

★白内障
眼球の中のレンズ(水晶体)は通常は透明である。
その水晶体の透明性がなんらかの原因で維持できなくなって
白濁することを白内障という。
*原因・・・先天性、老齢性、糖尿病性、外傷性、内分泌性、中毒性、若齢性など
*症状・・・視力障害(物にぶつかる、ジャンプできなくなるなど)
*発生の多い犬種・・・コッカ-・スパニエル、プードル、ビーグル、アフガン・ハウンド、狆

★緑内障
眼球の眼房を満たしている液体が外に排出できないなど
眼球内部の圧力が高くなり、視神経を圧迫して障害を起こす。
光を当てると目の奥が反射して緑に見える。
*原因・・・原因不明の原発性、続発性レンズ脱臼性、前ブドウ膜炎性、外傷性、悪性新生物
*症状・・・イヌでは一般に激しい痛みを伴う、視野異常、視力低下、視力消失など
*発生の多い犬種・・・バセット・ハウンド、イングリッシュ・コッカ-・スパニエル、
スプリンガー・スパニエル

上にあげた眼科疾患はほんの一部です。
目の疾患は完治が可能なものとそうでないものとさまざまです。
症状に合わせた治療や薬の投薬を実施しています。
目をよく気にする、涙や目やにが多いなど気になることがあればご相談下さい

皮膚炎について

2015/01/31

こんにちは!!今インフルエンザがすっごく流行ってますね
予防接種をしてもかかる人もいるみたいなので
十分注意してくださいね

今回は皮膚の事について書きたいと思います。

≪皮膚の働き≫
体の表面を覆っている皮膚ですが、外界からの
刺激を感じたり、外敵から体を保護したり、
体温調節をするという役割があります。

≪皮膚の構造≫
皮膚は『表皮・真皮・皮下組織』の3層で成り立っています。
その構造は基本的にヒトと変わりません。ただし
汗腺という汗を分泌させる器官は、人間には体中にありますが
イヌは肢の裏に集中しています。

≪皮膚疾患の分類≫
感染症・アレルギー・先天性・内分泌性・
腫瘍・免疫性・精神性 など。その中でも
感染症とアレルギーによる皮膚炎が多いです。

★感染症による皮膚炎
感染症皮膚炎の原因となるものは
皮膚での細菌繁殖や寄生虫の寄生によるものです。

膿皮症・・・細菌が皮膚で増えることが原因、激しい痒み。
皮膚糸状菌症(真菌症、白癬)・・・カビの一種の細菌が原因
円形脱毛が起こり、ヒトにも感染する。
マラセチア皮膚炎・・・激しい痒みを起こし、
皮脂が多く皮膚が脂っぽく、べたつく。
ニキビダニ(アカラス)・・・真皮層に常在しているダニの
異常繁殖が原因、激しい痒み。

★アレルギーによる皮膚炎
アレルギー性皮膚炎は食べ物が原因だったり
ほこりが原因だったりします。

食事性アレルギー・・・食事中のアレルゲンが原因
痒み・皮膚の炎症・フケ・下痢。
接触性アレルギー・・・アレルゲンとの接触が原因
接触部位の炎症・痒み・湿疹。
吸引性アレルギー・・・アレルゲンを吸いこむことが原因
主に顔面・四肢・腹部に炎症。
ノミアレルギー・・・ノミの唾液中に含まれるヒスタミンに反応
刺された部位に痒み。

≪皮膚炎が起こりやすい場所≫
口周り、目の周り、脇、内ももの付け根、指の間
皮膚炎は蒸れやすいところ、また
擦れやすいところに起きやすいです。

最近よく痒がる、フケっぽい、赤くなっているなど
気になる症状があれば気軽に病院へいらっしゃってください

謹賀新年

2015/01/07

明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願い致します(。・ω・)ノ゙
2015年始まってもう1週間が経ちましたね!
みなさんはどんな1年にしていきますか?
わたしは健康で笑顔で
いろんな面で充実した1年にしていきたいです♪

今回は、「未年」ということで
ひつじについてちょっと書こうかなと思います

≪羊について≫
羊は草食動物で胃袋が4つあり、
食べた物を吐き出しては何度も何度も噛み直します。
群れる性質を持ち、群れから引き離されると
強いストレスを感じます。
先導するものに従う傾向が強いため、
家畜化に向いていたそうです。

≪未について≫
羊は群れをなして行動する為、
家族の安泰や平和をもたらす縁起物とされており、
いつまでもなかよく平和に暮らすことを意味しているそうです。

日本の昔からある言葉や風習には
いろんな説や解釈があるので、
何が正しいのかよくわかりませんがそれもまた面白いですね

*:–☆–:*:–☆–:*:–☆–:*:–☆–:*:–☆–:*:–☆–:
 みなさんにとって今年も素敵な1年となりますように 
*:–☆–:*:–☆–:*:–☆–:*:–☆–:*:–☆–:*:–☆–:

ねこちゃんに多い病気

2014/12/07

みなさんこんにちは!もう12月です、早いですね
12月はなんだかバタバタしますが、体調を崩さないように
合間を見て休息を取ってくださいね

今回は猫ちゃんに多い
泌尿器疾患について書きたいと思います。

≪泌尿器とは・・・≫
オシッコを作って出す器官の総称で、左右の腎臓、尿管、
膀胱、尿道からなります。
尿管、膀胱、尿道を合わせて「尿路」といい、
腎臓と尿管を含めた「上部尿路」と、
膀胱と尿道を含めた「下部尿路」に分かれます。

≪オシッコが作られて排泄されるまで・・・≫
腎臓で作られたオシッコは尿管を通って膀胱へ行き、
膀胱にオシッコがたくさんたまると膀胱が縮んで
オシッコを押し出します。
そして尿道の入口が開いてオシッコを体の外に出します。

≪性別による構造の違い・・・≫
オスとメスでは生殖器の構造の違いから、
尿道の形にも違いが見られます。
オスの尿道は細くてメスよりも長く、
カーブしている部分があるうえに先端が細くなっています。
メスの尿道は太くまっすぐに伸びています。
この違いによってオスとメスとでは
かかりやすい病気のタイプにも違いが見られます。
オスは尿道が細いために結石ができると詰まりやすく、
尿石症が重症になる傾向にあります。
一方、メスは尿道が短いため、膀胱に細菌が入りやすく、
細菌感染による膀胱炎がオスよりも多いと言われています。

≪オシッコチェック・・・≫
「色」
薄すぎる、血が混ざっている、ざらざらしたものが混ざっている
「ニオイ」
ニオイがしない、生臭い、普段と違うニオイがする
「量」
多すぎても少なすぎても良くありません

いつもと違うということにすぐ気づけるよう
普段からよく観察してみてください。

≪オシッコ採取方法例≫
病院での検査の際、ねこちゃんのオシッコを採って
検査を行いますがオシッコがたまっていないと
検査が行えません。そのため、ご自宅で
オシッコを採ってきて下さいとお願いすることがあります。
ご自宅での採尿にはいくつか方法がありますので
少しご紹介します。

*お玉ですくう
ねこちゃんがオシッコをする体制になった瞬間におしりの下に
お玉等のすくえる容器を入れ、オシッコを採ります。

*ビニールシートをひく
ねこちゃんのトイレにおしっこを吸わない
ビニールシート等を敷いておき、
その上にしたオシッコを採ります。

オシッコは、コットンやティッシュなどが
絞れるくらいの量を採取してください。

↓↓泌尿器疾患のサイン??↓↓
*トイレに行く回数が増える
*オシッコが少ししかでない
*排泄時に痛がって鳴く
*血尿がでる
*不自然な姿勢でオシッコをする
*陰部をよく舐める
*激しい嘔吐を繰り返す
*口からアンモニア臭がする
*水をたくさん飲む
*食欲がなく、飲水量が減る

いかがでしょうか?
当てはまるものがある子は要注意です
健康が一番ですが、気になることがあれば
早めに病院へいらっしゃってくださいね

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